FX会社の裏側に潜む、4つの危険な“罠”

取引するFX会社を選んだ時点で、あなたの勝敗は“すでに決まっている”ことをご存知だろうか?

 

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など、口座開設する際、誰もが“つい選びたくなる”高条件の裏側には・・・我々トレーダーが知らない、『ヒミツの落とし穴』が隠されていた。

 

注意:ここに書かれている事は、ある証券会社の元社員や、我々の周りにいるFX会社の裏側を知った上で、結果に繋げる(利益をあげる)ことに成功したトレーダー達から仕入れた情報を、事実に基づきまとめたものである。

ただし、FX会社に確認を取ったところで「はい、その通りです」との解答は、絶対に返ってこない。あくまであなた自身がこの話を聞き、この先どのような対策を取るか・・・その判断基準の1つとして、読み進めてほしい。

では、始めよう・・・

 

目次

罠1.これらの誘い文句には要注意、5つの『危険ワード』
罠2.好条件のウラに隠された、悪徳FX会社の巧妙な手口
罠3.FX会社が行う本来あるべき姿とは「真逆」のビジネス展開とは?
罠4.FX会社が、手数料ビジネスをしないワケ
まとめ:正しいFX会社の選び方
《検証》:◯個のFX会社を比較し、分かった判断基準

 

 

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まず、注意が必要な「危険ワード」を、洗い出してみた。

 

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どれも魅力的なこれらの条件。誰もが一度は目にしたことのあるものばかりだろう。しかし・・・これらの言葉を使い集客するFX会社の中には、顧客を食い物にして会社を成長させる、危険な“悪徳FX業者“が隠れている。

 

この記事を見ている人の中にも、上の表にあげた文言を謳うFX会社と、取引しているトレーダーがいるかもしれない。特に初心者や、はじめて口座を開設する人にとっては、一見好条件に見えるだろう。しかし、これらの条件は顧客であるトレーダーを釣るためのエサ・・・その裏では、アリ地獄のような罠を仕掛け、何も知らないトレーダーが落ちてくるのを待っている会社が存在するのだ。

 

なぜ、良い条件を提示するFX会社を選んではいけないのか、良い条件の裏にある落とし穴とは一体何か、いくつか抜粋して説明しよう。

 

 

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危険ワード①:比較サイト(ランキング)で、上位にいる会社

 

まずは、FX会社の収入源について説明しよう。本来、FX会社の収入源は『スプレッド手数料』と呼ばれる、売値と買値の差だ。国内のFX業者でよく見かける「スプレッド0.3pips」の場合、「1,000通貨の取引で、3円」「10,000通貨の取引で、30円」の手数料がかかるという意味で、この手数料がFX会社の収入源である。

 

これだけを見ると「FX会社は、大勢のお客さんに、大量の取引してもらわないと儲からないんだ・・・」という印象を持つ方が多いのではないだろうか?

 

次に、比較サイトの運営者について。FX会社比較サイトを運営しているのは、多くの場合アフィリエイターと呼ばれる人達だ。アフィリエイターの仕事は、商品やサービスを企業の代わりに宣伝することである。

 

企業側は、アクセス数の多いサイトを借り、自社販売以外からも売上をあげることができ、さらに第三者の声(企業自体が発信する言葉よりも、外部から商品を推薦する声の方が信用されやすいという心理を利用)を使い、商品を宣伝することができる。そして、アフィリエイターはサイト訪問者が商品を購入したり、サービスを契約すれば成功報酬を受取る事ができるため、お互いにWINWINの関係を築いている。

 

アフィリエイト自体は、FX会社の比較以外でも一般的に使われており、特に問題ではない。しかし、FX会社がアフィリエイターに支払う『成功報酬の金額』に大きな問題がある。

 

悪徳FX会社は、アクセス数の多い比較サイトのランキング上位に表示してもらおうと、アフィリエイターに1口座開設につき、25,000円という高額な報酬を支払っているという情報がある。25,000円という金額は一例であり、全てのFX会社が同じ金額を支払っているわけではないが、昔はこの倍・・・50,000円や、100,000円の報酬を支払うFX会社もあったという。

 

では、25,000円のアフィリエイト報酬を捻出するためには、一体どれくらいの取引量が必要になるのか、シミュレーションしてみた。

 

シミュレーション

 

スプレッドは『米ドル/円』の場合、右側に表記されている通貨の単位で表示する。仮に『米ドル円0.3』だと円表示になり、0.3銭なので1円の100分の1の1銭の33%・・・つまり、0.003円となる。

 

通常、FXでは1万通貨からの取引となるため、この数字に1万を掛け合わせると、1回の取引にかかる手数料の金額が分かる。

 

0.003円 × 10,000通貨 = 30円

 

1回の取引で、30円しか儲けがないと言うことは、25,000円捻出しようと思うと、

 

25,000円 ÷ 30円 = 833.333・・・・・・
0.003円 × 8,333,000通貨 =  24,990円(約25,000円)

 

つまり、口座を開設した人が『833万通貨の取引』をしなければ、25,000円をアフィリエイターに渡すことは出来ない。計算を簡単にするため1米ドル100円と仮定した場合、1万通貨=100万円となるため、『833万通貨の取引』の場合、833万円分の取引が必要ということだ。FXはレバレッジが効くとは言え、恐ろしい金額になることが分かってもらえるだろう。

 

実際は、このように単純な計算や、捻出のしかたではないものの、このシミュレーションを踏まえた上で、最初に説明したFX会社の売上であるスプレッド手数料から、1口座開設につき25,000円という報酬を、アフィリエイターに支払うことは可能だろうか?また、それだけの報酬を支払い、会社に利益が残るだろうか?この事から、ランキング上位に表示されているFX会社は、スプレッド手数料以外で「なんらかの収入」があるのでは?と、容易に想像することができる。

 

同様に考えれば、売上に直結するはずのスプレッドが、危険ワード②:他社と比べて異常に低い会社、還元先がアフィリエイターからお客さんに変わっただけの、危険ワード③:高額キャッシュバックなど、条件の良いキャンペーンをしている会社も、疑うべき点があることが分かる。

 

危険ワード④:スプレッド原則固定

 

悪徳FX会社のウラ側①で、「スプレッド◯pips」という言葉について少し触れたが、あなたは今使っているFX会社のスプレッドに満足しているだろうか?『ドル円0.3pips!』など、安い手数料に惹かれて口座開設を決める人は非常に多いのだが・・・手数料の安さにばかり目がいき、その後ろに書かれている「原則固定」という文字を見逃してはいないだろうか?

 

「スプレッド原則固定」とは、基本的には固定スプレッドですが、例外もありますよ、、、つまり、言い換えれば「原則固定=変動」ということになる。原則固定の定義は、全体の取引時間の90%以上が固定であれば使える言葉とされており、残りの10%、例えば1日24時間のうち1時間程度は、スプレッドが変動してもOKということになるのだ。

 

さらに、スプレッドが変動するタイミングは、全社共通で決められている訳ではなく、各FX会社が自由に決める事ができる。中には、インターバンクが提示するレート自体に広がりがあり、スプレッドが開いてしまうこともあるが、どさくさに紛れ、故意にスプレッドを広げる会社があることも事実だ。

 

FX会社の収入源であるスプレッドが変動することで、会社にとって一番都合の良いタイミングは、「指標発表」や「突発的な暴落」など、価格が大きく動くときだ。スイス・フランショックの際も、いくつかのFX会社が提示する価格がおかしすぎると話題になったが、有事に価格を操作し、作為的にスプレッドを広げることは、危険なFX会社の常套手段と言えるだろう。

 

広告や、ホームページの中で提示されているスプレッドがいくら狭くても、有事に大きく広がっては意味がない。「原則固定」という言葉に対して「完全固定」「絶対固定」という言葉は存在しないため、表示されているスプレッドを鵜呑みにせず、実際の取引でおかしな動きがないか、利用者である我々トレーダーがきちんと見極める必要がある。

 

危険ワード⑤:インターバンク直結

 

インターバンクとは「銀行間」、インターバンク市場とは「銀行間市場」という意味で、銀行間でお金のやりとりをする市場のことを表す。株で言う「証券取引所」がこれにあたり、本来インターバンク市場で決まった為替レートに、スプレッド手数料などを上乗せした価格で取引を行う。

 

我々トレーダーが、直接インターバンクにアクセスすることは出来ないため、我々とインターバンクの間に、仲介役としてFX業者が存在する。

 

『インターバンク直結』とは言葉の通り、顧客の注文を、間にいるFX会社がそのままインターバンクに繋ぎ、取引を成立させることである。だが実際は、インターバンクに顧客の注文を繋いでいる会社は、全体の2割~4割しかない。例え、ホームページなどで『インターバンク直結』と書かれていても、実際は繋いでいない・・・つまり顧客であるトレーダーの注文を呑んでいるFX会社が、大半を占めているということになる。

 

・・・実は、我々のトレード結果を大きく左右するポイントが、取引するFX会社が、注文をインターバンクに直接繋いでいるかどうかである。インターバンクに直接注文を繋がない場合、我々にどのような影響があるのか?その理由を詳しく説明しよう。

 

 

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まずは分かりやすく、株式投資との比較で、本来あるべきFX業者のビジネスモデルを見ていこう。

 

まず、株式投資の場合「取引所集中義務」という規定があり、株取引において証券会社が顧客投資家から売買注文を受け付けた場合は、自己売買部門や第三者と取引させるのではなく、必ず証券取引所に注文を流し、取引を集中させなければならないという決まりがある。

 

1998年12月にこの規定は廃止となったが、多くの証券会社が「取引所集中義務」のもと『取引所取引』を行ってきた。これが株式投資の『顧客』と『証券取引所』をつなぐ、「まともな手数料ビジネス」のモデルだ。

 

本来FXでも、『顧客』と『インターバンク』をつなぐ「手数料ビジネス」が、まともなビジネスモデルなのだが、日本のFX会社の6~8割は市場を介さず、売買の当事者同士で売買を行う「相対取引」を行っている。FX業者は、『顧客』と『インターバンク』をつなぐ「仲介役」だと認識している人が多いが、それだけではない。FX会社自体が個人投資家と売買を行っているのだ。

 

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↑取引所取引と、相対取引の違い

 

インターバンクに注文を繋いでいる会社は、インターバンクで決まった価格をそのまま顧客に提示しているため、社内で顧客の注文を呑むことはできない。しかし、相対取引では『顧客とFX会社の1対1取引』となるため、取引をする者同士が納得する値段であれば、いくらで取引しても良いとされている。

 

さらに、インターバンクに繋いでいない会社は、インターバンクが出す価格を参考にしているだけで、必ずしも同じ価格を顧客に提示しているとは限らない。仮にニュースで「1ドル100円」と言っていても、実際には「1ドル105円」で取引しても違法にならないのだ。

 

『取引所取引』では、全員の注文が取引所の中で行われるため、平等な取引ができるが、『相対取引』の場合、インターバンクを介さず、さらに提示している価格もFX会社ごとに異なるため、平等な取引とは言えないのだ。

 

 

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相対取引でもっとも問題視すべきは、FX会社とトレーダーの利益が相反することだ。つまり、

 

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となる。ただでさえ2割しか勝ち残れないFXの世界。手数料ビジネスをするより「投資家の損が、業者の儲け」になる相対取引をすることで、顧客の数に影響されることなく、確実に、圧倒的に儲けられるということになる。

 

さらにFX会社は、相場変動と利益相反、2つのリスクから身を守るため『カバー取引』を行う。カバー取引とは、FX会社がトレーダーからの注文内容に合わせて行うリスクヘッジ注文だ。トレーダーが1万米ドルの買いポジション(米ドル/円)を持つと、FX会社は1万米ドルの売りポジションを持つことになり、相場変動で米ドル/円100円から110円になれば、トレーダーは10万円の利益を得て、FX会社側に10万円の損失が出る。

 

相対取引では、顧客が儲かれば儲かるほどFX会社の損失が増えるため、顧客の注文に応じ、自らも他の銀行に同様の注文を行い、リスクを回避しているのだ。

 

利益相反の関係では、FX会社とトレーダーとが『勝つか負けるか』の関係にあるため、当然、FX会社は顧客が損をするように仕向ける。本来トレーダー側としては、勝つか負けるかは五分五分なはず・・・しかし、FX会社は「顧客に利益をあげられては困る」ため、社内のディーラーが常に我々の注文をチェックし、注文状況や相場を見ながらカバー取引を行い、会社の利益を確保している。

 

我々トレーダーの注文が、FX会社に丸見えだと言うことを忘れてはいけない。悪徳FX会社は、顧客を負かしてでも自分たちが生き延びるために、私たちの注文をコントロールすることが出来る。している、していないは関係なく、することが出来るということを、常に頭に置いておかないといけない。

 

なんとも腹立たしい状況だが、相対取引自体が違法ではないため、インターバンクに繋いでいないFX会社を選んだ時点で、我々トレーダーが不利な状況になることが確定してしまうのだ・・・

 

 

OPT_まとめ

 

これまで、危険な悪徳FX会社の裏側を暴露してきたが、結局、我々が利益を出すためにはどんなFX会社を選べば良いのか?まっとうな手数料ビジネスをしている会社の見分け方と、判断材料をお渡ししよう。

 

FX会社の正しい見分け方として大前提にあるのが、まっとうな手数料ビジネスをしている会社を選ぶ事だ。インターバンクを介さないFX会社では、相対取引が行われ、価格の基準もないようなもの・・・トレーダーにとって損な価格での取引、異常なスプレッドの広がりなど、裏側で操作されていると言っても過言ではない。

 

その点、インターバンクに注文を繋いでいる会社であれば、インターバンクが出した価格を操作してはいけないという認識を持っているため、正しい価格を提示し、フェアな取引をさせてくれる。さらに相対取引とは違い、利益相反することがないため、

 

「投資家の損=業者の儲け」→「損している人=去って行く人」
「投資家の儲け=業者の損」→「儲けている人=自社の口座取引を継続してくれる人」

 

という考え方に変わる。つまり儲けている人を応援してくれるのが、手数料ビジネスをしている会社ということになるのだ。ここで言う「応援してくれる」とは、確実に勝たせてくれるという意味ではなく、

 

安定してインターバンクに注文を通してくれる
インターバンクが提示する価格を、正確に提示してくれる
よほどの事がない限り、むやみにスプレッドを広げない

 

など、こういった形で我々の利益に協力してくれる体勢がある。つまり・・・

 

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これらに注意し、理解した上でFX会社を選ぶ必要がある。

 

今まで利益を出せなかった理由は、自分のトレード手法が機能しないのではなく、裏側で全て操作されていたからかもしれない。勝ちたい、プロになりたい、自分の思い通りのトレードで結果が出るのか知りたい人は、目の前の餌に喰いつくのではなく、正しい選び方の基準を知っておくべきなのだ。

 

しかし、どの会社がまともな手数料ビジネスをしている会社なのか、ホームページに記載されている言葉だけでは読み取れないことも多々ある・・・そこで我々は、トレーダーが危険な悪徳FX業者の餌食にならず、「この会社は、トレーダーの利益に協力してくれる会社だ」という判断基準を持てるよう、ある実験を行った。

 

 

OPT_検証

 

我々は、全く同じ環境の中に、11個のFX会社リアル口座を用意した。その中で、指標発表などの価格が動きやすいタイミングで、各FX会社の「価格」や「スプレッド」が、どのような動きをするかを検証し、その結果を1枚のレポートとしてまとめた。

 

この検証レポートを見て、取引する会社を変えるも、理解した上で継続するも、どう行動するかはあなたの自由だ。なぜならトレードは、誰かの“情報”に頼ってするものではないからだ。どんな情報も手法も、自分の目で確かめ、自分の判断で行動(トレード)することが必要とされる世界だ。「知らなかった・・・」「XXXがこう言ったから、こうしたのに!」などと言うのは自由だが、誰も責任を取ってはくれない。

 

しかし、トレーダー1人1人が、各FX会社の実際の動きを知り、我々トレーダーが普段どんな状況下でトレードしているかを、客観的に見ることは貴重かつ、とても重要なことだ。このレポートを見た人の数だけ解釈のしかたがあっても、結果は1つだ。今まで見えなかった『黒い真実』を知る、良い機会になるだろう。

 

検証タイミングは、2016年12月2日(金)の雇用統計発表の瞬間。

 

もしかしたら、あなたが普段使っているFX会社のチャートも、比較対象に出てくるかもしれない。心して受け取ってほしい・・・

 

 

✔レポートを受取る方法

 

この検証レポートを受け取るには、我々が無料で主催する「リークス投資クラブ」に加入していただく必要がある。「リークス投資クラブ」とは、今回の記事「FX会社の裏側に潜む4つの危険な罠」をはじめとした、“ FX業界のウラ側 ”を調査し、その調査報告を記事として配信する、無料の投資情報提供サービスだ。

 

当初この検証レポートは、PDFで希望者に配布する予定だったが、この業界は、悪徳FX会社が自社の儲けを確保するべく、日々抜け道を探し体勢を変えている。その為、PDFで配りきるのではなく、「リークス投資クラブ」の情報提供サイト内で、いつでも最新の情報を見れるようにする方が、有益な情報提供になると考えた。

 

さらに、ネット上ではすぐに情報が出回ってしまうため、悪徳FX会社に目をつけられ、動きにくくなることも考えられる。それを防ぐ意味でも、リークス投資クラブ内、無料会員限定記事にてレポートを配布することにご理解いただきたい。

 

これらにご理解いただき、レポートを受け取りたい方は、下の画像をクリックし、リークス投資クラブ入会説明ページから申込みをお願いします。

 

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